レベル7 チェロの次の曲は何にしようかな?
チェロの曲決めってなかなか難しいものです。
発表会が終わったら次に弾きたい曲を考えるのは楽しいのですが、自分のレベルと突き合わせながら楽譜とにらめっこして…って結構大変です。
そんな悩める人たちにぴったりなレベル別曲リストがあるようです。
(英語のページです)
http://www.cello.org/Libraries/references/syllabus.html
私がよく弾くのはレベル7~8ぐらい。
リストから一部抜粋してみると、
レベル7 ゆったりめ
フォーレ 哀歌
Faure / Lamento
綺麗な曲で聴かせる曲です。ビブラートをきちんとやらないといけない曲だなあ。
果たして、人に聴いてもらレベルに達せるのか、私?と思いながらも次の次はこれにしようかなと思案中。
フォーレ シシリエンヌ
Faure/ Sicilienne
チェロとピアノのためにもともと書かれた曲です。
シシリエンヌとは、イタリアのシチリア島起源の舞曲の意味ですが、リズムに特徴のあるかなりゆったりめの曲です。レスピーギにも似たような曲をあったような。
甘美な憂鬱とでも題すべき、フォーレの代表作の一つ。
メロディーをなぞるだけなら簡単なんだけどなあ。
メンデルスゾーン 無言歌
Mendelssohn/ Lied ohne Worde
素人のチェロでソロやピアノ伴奏つきといえば、無伴奏、白鳥、無言歌って定番ですよねー。どれも難しい…
www.youtube.com
デュ・プレの演奏です。
彼女のチェロは魂が研ぎ澄まされるようです。
ヒンデミット 瞑想曲
Hindemith/ Meditation
ヴァイオリンまたはヴィオラ、チェロとピアノの曲です。
ヒンデミットはマイナー楽器の独奏曲をたくさん作曲してくれており、ヴィオラ等の演奏会ではよく聴く機会がありますね。
この曲は寝落ちしそうな印象です。
Youtubeには、いい演奏がなかった…
レーガー ロマンス ト長調
Reger/ Romanza
とっても渋みのある曲。
ブラームスとか好きな人にはあいそうだなあ、とは個人的な感想。
もう少し年齢を経て、人生の酸いも甘いも経験してから弾くとよさそう。
チャイコフスキー 6つの小品 より 感傷的なワルツ
Tchaikovsky/ Valse Sentimentale
ロシアっぽい響きで、ロシアーンな濃い感じよりは素朴なメロディです。
その憂鬱な響きに惹かれる人が多いのか比較的有名。
余談ですが、ラピュタのバルスはロシア語からとったのでしょうか?
レベル7 リズムがあるもの
グラズノフ 2つの小品 Op. 20, No. 2
Glazounov/ Serenade Espagnole, Op. 20, No. 2
次の曲はこれにしました!
ちょっとラテンです。踊れるような雰囲気で楽しい曲です。
飾り音符の弾き方が難しいですが、いい練習になるかな。