明日も山へ行きたい

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レベル7 チェロの次の曲は何にしようかな?

チェロの曲決めってなかなか難しいものです。

Cello Duets


発表会が終わったら次に弾きたい曲を考えるのは楽しいのですが、自分のレベルと突き合わせながら楽譜とにらめっこして…って結構大変です。

そんな悩める人たちにぴったりなレベル別曲リストがあるようです。

(英語のページです)
http://www.cello.org/Libraries/references/syllabus.html

私がよく弾くのはレベル7~8ぐらい。
リストから一部抜粋してみると、

レベル7 ゆったりめ

バッハ G線上のアリア

Bach/ Air from Suite #3
心洗われる名曲です。

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この方はアップから弓をスタートさせて、すごく歌っていますね。

フォーレ 哀歌

Faure / Lamento
綺麗な曲で聴かせる曲です。ビブラートをきちんとやらないといけない曲だなあ。
果たして、人に聴いてもらレベルに達せるのか、私?と思いながらも次の次はこれにしようかなと思案中。


Gabriel Fauré "LAMENTO " Violoncello e Pianoforte

フォーレ シシリエンヌ

Faure/ Sicilienne
チェロとピアノのためにもともと書かれた曲です。
シシリエンヌとは、イタリアのシチリア島起源の舞曲の意味ですが、リズムに特徴のあるかなりゆったりめの曲です。レスピーギにも似たような曲をあったような。
甘美な憂鬱とでも題すべき、フォーレの代表作の一つ。
メロディーをなぞるだけなら簡単なんだけどなあ。

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メンデルスゾーン 無言歌

Mendelssohn/ Lied ohne Worde
素人のチェロでソロやピアノ伴奏つきといえば、無伴奏、白鳥、無言歌って定番ですよねー。どれも難しい…

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デュ・プレの演奏です。
彼女のチェロは魂が研ぎ澄まされるようです。

ヒンデミット 瞑想曲

Hindemith/ Meditation
ヴァイオリンまたはヴィオラ、チェロとピアノの曲です。
ヒンデミットはマイナー楽器の独奏曲をたくさん作曲してくれており、ヴィオラ等の演奏会ではよく聴く機会がありますね。
この曲は寝落ちしそうな印象です。
Youtubeには、いい演奏がなかった…

レーガー ロマンス ト長調

Reger/ Romanza
とっても渋みのある曲。
ブラームスとか好きな人にはあいそうだなあ、とは個人的な感想。
もう少し年齢を経て、人生の酸いも甘いも経験してから弾くとよさそう。

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チャイコフスキー 6つの小品 より 感傷的なワルツ

Tchaikovsky/ Valse Sentimentale
ロシアっぽい響きで、ロシアーンな濃い感じよりは素朴なメロディです。
その憂鬱な響きに惹かれる人が多いのか比較的有名。
余談ですが、ラピュタバルスはロシア語からとったのでしょうか?

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レベル7 リズムがあるもの

グラズノフ 2つの小品 Op. 20, No. 2

Glazounov/ Serenade Espagnole, Op. 20, No. 2
次の曲はこれにしました!
ちょっとラテンです。踊れるような雰囲気で楽しい曲です。
飾り音符の弾き方が難しいですが、いい練習になるかな。

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シューベルト 楽興の時

Schubert/ Moment Musical
CMで使われており、誰もが聴いたことのある超有名曲。
なので、余計に難しい曲ともいえます。

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カザルス大先生の演奏です。

クワイアー タランテラ

Squire/ Tarantella
弾いていて楽しい曲です。

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Youtubeで検索すると、子どもの定番なのか、小さい子のうまい演奏がばんばんでてきます。
なので、おじ様の演奏する姿にはほっとします。
私が想定しているよりも相当速い演奏ですが…。